らせ

B-CASカード不正改造問題の事件概要と当社見解

2012年6月20日

株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ

事件の概要(京都府警 6月19日発表)

【不正改ざん関係】
京都府警察本部サイバー犯罪対策課では、

B-CASカードを不正に改ざんして有料放送を無料視聴できるようにする「不正改ざんプログラム」をインターネットで提供したとして、東京都内の36才の男を不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。

また、自宅でB-CASカードを不正に改ざんし有料放送を無料で見られるようにしたとして、京都府の30才の男を刑法の電磁的記録不正作出などの疑いで逮捕しました。

【BLACK-CASカード関係】
京都府警察本部サイバー犯罪対策課では、

B-CASカードを改ざんして有料放送を無料視聴できるようにした「BLACK-CASカード」と呼ばれる不正改ざんカードを、インターネットオークションで販売したとして、東京都内の43才の男を不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。また、警察では、この「BLACK-CASカード」を購入した5人の自宅などを家宅捜索して事件の全容解明を進めています。


当社見解

捜査当局による今回の摘発は、B-CASカードを不正に改ざんする方法をインターネットなどで提供したり、これを悪用してカードを改ざんしたりする行為が犯罪であることを示したもので、この様な悪質な行為に警鐘を鳴らすものであると受け止めています。捜査当局の更なる捜査により、速やかに事件の全容が解明されることを期待しています。

また、B-CASカードの不正改ざんは、刑事罰の対象になるだけでなく、有料放送を無料視聴する行為も損害賠償請求の対象になります。

当社としては、今後も不正行為に対しては関係当局及び関係各社と連携し、刑事・民事の両面からあらゆる法的措置を講じ、厳正に対処していきたいと考えています。
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